ご家庭特撮 ~イキナリ番外編~ [映像製作/映画/アニメ]
『大決戦! 超ウルトラ8兄弟』のDVD…え〜っと、まだマトモな形で本編の鑑賞をしていないのだが、ちょこっと気づいたことがあった。
劇場やDVDでこの映画をご覧になった方はご存知のように、今回(主に前半)は随所に懐かしい映像が流れる。
劇中の「当時」では新しいフィルムのハズなのだが、♪タケダタケダ…のあの映像は何故かフィルムの汚れがけっこうあるのだ。
『ウルトラQ』も同様の映像(ただし、白黒)を使っていたから、『ウルトラマン』の時点では既にフィルムがくたびれていたという設定である…のかどうかは知らない。
ただ、ああいうフィルムの汚れやキズというのはそれ自体がなかなか魅力的ではある。
手塚治虫作品に『おんぼろフィルム』(1985)という短編アニメーションがある。
登場人物がフィルムの汚れやら埃やらフリッカーとやりとり(?)をするという内容…個人的には手塚アニメの中で一番好きだったりする。きっと手塚先生もあの古いフィルムならではの妙な味わいに魅力を感じていたのだろう。
てなわけで。
どんなわけだか。
デジタルビデオカメラで撮った映像をあんなふうにできないか?
ま、出来る。
動画加工ソフトの定番Adobe AfterEffectsを使えば楽勝…では無い。AfterEffects用のプラグインソフト「DigiEffects Aurorix 2」というのを使えば出来るらしい。税込み54.600円。
買えません。
仕方が無いので「デジタル手作業」でやる。
と言っても、私がやるんだから例によって本格的にやる気は無い。“フィルムの質感”とか、そういったことをちゃんと再現するには相応の知識も必要だし。私の場合はそれらしく見えればOK。
簡単に言うと、静止画ソフトのAdobe Photoshopでキズやら埃やらの「絵」を作り、それをAfterEffectで元の映像に合成したり動かしたりしてやる。
言うのは簡単だが面倒くさい。
一応、こんな実験作が出来た。
↓これは、元の動画。
ダウンロードは🎥こちら
↓こんな風にしてみた。
ダウンロードは🎥こちら
多少は「古いフィルム」っぽく見えるだろうか?
こんな作業もまた、ある意味「特撮」ではある。
おぉ~
見える見える(^o^)丿
これ、例のやつに生かせるようにヨロシコ(^◇^)
自分、鬼ですから(笑)
明日は朝からチケットとりに行ってきます。
その後は浮気してきます(メガネっ娘ではないですよ)
by チビセブン (2009-01-30 20:22)
明日はよろしくお願いします!
オ二からの指令が来ていますねぇ~~
でも、この感じはいいですねヽ(^o^)丿
がんばれぇ~~
by マック&むにゃむにゃ (2009-01-30 22:13)
>鬼様…じゃなくてチビセブン様
ふふふふふ。
当然、この波の映像は例のやつのための実験作ですよ(^^)v。
…例のやつの素材映像は、さらに凝ったパターンを作ってまして、もう一台のパソコンが三日くらいかけて計算中です。
今、897コマ中の715コマ目を計算しているようですが、予想残り時間は11時間48分だそうです。
by studio7 (2009-01-30 22:23)
>マック&むにゃむにゃ様
この方法だと、分単位の映像に効果を付けるのは厳しいですね〜(><)。
目立ちませんが、画面左上に「埃」がチラついてます。これは三種類の「埃の絵」をそれぞれ一コマずつチラつかせたり置き換えたりして、えらく面倒なんです。
高校時代に漫研の仲間と撮った8mmフィルムのアニメーションを参考にしてるんですが、本当はもっと暗くて見づらいです(笑)
また、フィルムをつないだ部分なんか、スプライシングテープに思いっきり気泡が入ってたりして、我ながらひどいなあと感心するくらい…。
by studio7 (2009-01-30 22:37)
できるかな~?
で、やっちゃうところが物怖じしないというか、凄いというか・・・。
面倒と言いながらも、一番見たいのが自分だって事がポイントですね~(笑)
by ケイパパ (2009-02-04 23:36)
>ケイパパ様
バレたか。
まさに自分が見たい映像を作ってますね〜。説明しなきゃわからんような小ネタ満載ですし、時折「こだわるべきところはそこじゃ無ェだろっ!」と、自分でツッコミを入れてます。
もっとも、純粋なオリジナルを作る想像力&創造力は無いので、パロデ…いや、オマージュしか作れないですが…。
by studio7 (2009-02-05 00:29)