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ニッポン無責任ファン [映像製作/映画/アニメ]

 私にとって不滅のヒーローと言えば、初代ウルトラマンとウルトラセブンである。
 永遠のヒロインは、もちろんウルトラ警備隊のアンヌ隊員。
 そして、唯一無二のアイドルグループはクレージーキャッツであり、単独アイドルは植木等先生なのだ。…その、“アイドル”という言葉は原義である崇拝の対象となる“偶像”に限りなく近い。

 届きましたよ、『クレージー キャッツ メモリアル』DVDボックス!


 「生まれは何年?」と聞かれたら「スーダラ元年で干支はモスラ」と答えることにしている。ネタですけど。ま、とにかく初めて覚えた歌謡曲は『スーダラ節』であることは間違い無い。それから中尾ミエの『かわいいベイビー』だったか。いずれも『シャボン玉ホリデー』で耳にした曲だったのではないかと思う。

 “自分が生まれた年に流行った曲”を覚えているはずが無い、と思われたあなた、お若いですな。当時の流行歌はめちゃめちゃ息が長かったのだ、多分。いくら神童の譽れ高かった私(家庭内のみ)でも0歳で歌を覚えられるわけはない。
 その神童(家庭内のみ)に対して、両親は英才教育を行った。私は、毎週日曜日の夕方には『てなもんや三度笠』と『シャボン玉ホリデー』を見るという厳しい試練を与えられたのだ。さらに『ザ・ヒットパレード』で音楽教育を受けた。

 遺伝もあろうかと思う。
 冗談音楽の祖であるスパイク・ジョーンズとシティスリッカーズのLP(“うがい”で奏でられる「ウィリアム・テル序曲」は最高傑作である)を持っていた父親。
 銀座だったか新宿だったかのジャズ喫茶ACB(アシベ)でクレージーキャッツの生演奏を聴いていた母親。

 結果、こんなに立派なオトナが出来上がってしまった。

 さて、『クレージー キャッツ メモリアル』だが、『シャボン玉ホリデー』をメインに『おとなの漫画』『植木等ショー』などのテレビ番組と『クレージーキャッツ10周年記念コンサート』の様子が収められた4枚組。1995年に発売されたレーザーディスクをDVD化したものである。
 これまで、クレージーキャッツや『シャボン玉ホリデー』などの特番があると可能な限り録画してきたのだが、多くは初見の映像。素晴らしい!

 もっとも今はウルトラマンフィギュアの製作に没頭中なので、解説書を読んだだけでまだ映像を観ていない。と、言うか、買っただけで観ていないクレージー映画のDVDが何枚もある。
 さらに、DVD化されていない東宝クレージー映画がまだあるのだ…『日本一の裏切り男』『日本一の断絶男』『日本一のヤクザ男』『日本一のワルノリ男』『だまされて貰います』『日本一のショック男』…ま、そのうち何とか出るだろぉ〜♪ …いつ観るんだよ…。

(▲我が家にある東宝クレージー映画のDVD&タカラトミー製フィギュア『ゴールデンスタア 日本一の無責任男 植木等』)

 既に鬼籍に入られた方々(ハナ肇さん、植木等さん、石橋エータローさん、安田伸さん)も含め、クレージーキャッツのメンバーの皆さん、楽しい時間をありがとうございました! 谷啓さん、犬塚弘さん、桜井センリさん、今後ともご活躍を!
 また、クレージーの世界を支えた(現在も支えている)沢山の関係者の方々にも感謝!

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コメント 4

北島とめ吉

スタジオ7さんのご両親、むちゃむちゃ素敵ですね。
クレージーと言えばドリフが「8時だよ全員集合!」を1年ぐらい休んでいたときクレージーの「8時だよ出発進行!」って言うのをやっていたのを思い出しました。
by 北島とめ吉 (2007-11-24 01:31) 

studio7

 母は、私の高校時代の友人が授業で描いたルノワールの模写を玄関に飾っておくような人でした。その友人は現在珈琲画を描いています。

 ありましたねー「出発進行」。冒頭でハナ肇さんが蒸気機関車型の笛を♪ボォ〜って吹いてたような…。でも、その他の内容は全く覚えて無いです(T_T)。
 なお、「お呼びでない?」の英訳は、新春かくし芸大会の英語劇によれば「Don't call me now?」だそうです。って、誰も訊いてねェよ!
by studio7 (2007-11-24 02:09) 

オビコ

 なかなかクレージー関係まで余裕がありませんが、『ホラ吹き太閤記』だけは買いました。史実とは違いますが、植木さん以上の木下藤吉郎はいません。NHKの大河ドラマであろうと敵いません。そのくらいのC調さでした。

 『スーダラ節』は当時幼稚園で、子どもが不謹慎な歌を歌うと当時社会問題になったはずです。『スーダラ伝説』を聞くと知らない曲はなかったようで・・・

 NHKで後年クレージーのコミックバンドをやった見たことがありますが、10周年と言えば『大冒険』と言えば円谷英二と・・・
by オビコ (2007-11-25 23:46) 

studio7

>オビコ様
 『ホラ吹き太閤記』、クレージーの時代劇シリーズの中では一番好きです。しかも、脇役に広瀬正一・中島春雄・上西弘次という、どこかで見た名前が…。
 
 『大冒険』…そうなんですよね! ラストシーンの爆発は、同じ古澤憲吾監督×円谷英二特技監督の『青島要塞爆撃命令』からの流用だそうですがw 植木さんとイデ隊員の取っ組み合いシーンもありましたね。

 
by studio7 (2007-11-26 00:03) 

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