音の贈り物 [その他]
クリスマス一色だった街が、正月商戦へと切り替わった。
が、クリスマスの余韻に浸っている方もいるのではないだろうか。オレだ。
誰かから貰ったプレゼントとか
自分へのプレゼントとか
そりゃまあ、けっ!クリスマスなんて関係無ェやと思っている方や、敬虔なるクリスチャンの方もいらっしゃるであろうが、私は楽しめることは楽しんじゃうという人間なので、(例え商業主義であろうと)イルミネーションに彩られた風景も好きだし、クリスマス気分で盛り上がっている若い男女の姿も微笑ましく感じる。
で、そんなオヤジにサンタクロースが届けてくれたのは、これ…
…「BOSE/ボーズ」のオンイヤーヘッドフォン。
私はオーディオマニアではない。音楽は好きだが、年がら年中音楽がかかっていないと気が済まないというタイプではない。iPod(初期タイプ)は買ったが、カーステ用…車を乗り換えたら繋げなくなっちゃったので、現在は使ってないし。
20年くらい前、ホール関係の仕事をしたことがある。小振りではあるが、一応有名オーケストラのコンサートや録音会場として使われたり、クラシック音楽番組の収録に使われたりしたから、そこそこの音響設備だったのだろう。
このホールの音調室のモニターが確かボーズだったと思う。そっち系に詳しい先輩達はRAMZA/ラムザだボーズだとわいわい騒いでいたが、私にはその差はさっぱりわからなかった。
と、言うよりも、すぐそこにある生のオーケストラの音にかなうわけが無い。私はクラシック音楽にも疎いのだが、オーケストラのあの音は大好きなのだ。
なので、ボーズというのが優れた技術を持ったメーカーだということは知識として知ったものの、体感するには至らなかった。
それから数年。どこかの店舗で凄い臨場感で音楽がかかっており、どんなデカいスピーカーなんだ?! と思ったら、同社のちっこいサラウンドセットだったことがある。それ以来、ボーズの“音”に漠然とした憧れを持ち始めた。
さらに、モノ系の雑誌などで、どうやらマジで凄いらしいという情報も得るようになって、何となく欲しいな〜と思うようになっていた。
だが、マニアでもなく、音質などにそれほどのこだわりを持っているわけでもないので、ガマクジラに真珠((c)実相寺昭雄監督)であろうと。さらに普通の家電店では扱っていないので、入手にまで至ることはなかった。
それが、たまたま出会ってしまったのである。
完全に欲しくなった。
専ら室内使用なので、ノイズキャンセラーが付いた機種は不要。通常のオーディオ用ヘッドフォンのラインナップの中からサンタクロースにお願いすることにした。
…ボーズ、侮り難し。(←この台詞の出典を覚えている方は、宇宙戦艦ヤマトの観過ぎです)
手持ちの他メーカーのヘッドフォン数種類と聴き較べたら、全っっっっっっっっっ然違うのだ。
私のような、マニアで無い人間が聴いてもその差は明らか。クリアさや低音の響きが比較にならない。
特撮映画観賞用に買った疑似サラウンドヘッドフォンもあるが、サラウンドの臨場感と音そのものの臨場感とどちらを選ぶか迷うくらいである。
まあ、オーディオに詳しい方からすると、そんな程度で感心するなよ、というレベルなのかも知れないが、私の如きにとっては感心どころが驚愕であった。
で、このヘッドフォンと出会ったのは六本木ヒルズ。
えー、つまり「ウルトラマン大博覧会〜ROPPONGI天空大作戦〜」に行った時に出会ったのである。
この記事でまたウルトラネタかいっ! と思ったあなた! ウルトラの父はウルトラマンエースの時、サンタクロースの姿で登場したことがあるんですよ!
…と言ったわけで、ウルトラの父…いや、サンタクロースさん、私はこのヘッドフォンで『交響詩ウルトラマン ウルトラセブン』や『ウルトラマンシンフォニー』を聴きまくっております。(商品名のテキストリンクは、Amazonの販売ページにジャンプします)
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