ウルトラ作戦第2号 Vol.13 [ウルトラ]
“ウルトラマン変身シーンパースフィギュア”も完成までもう少し…長い道のりだったなあ。って、まだ完成してませんけど。
とりあえず基本的な塗装は完了。もちろん、何度も失敗しながらの作業である(威張るなよ)。
マスキングを剥がし、銀赤が表れると「ウ、ウルトラマンだぁ〜っ」と我ながら感動。台座はまだマスキング中。
写真だとけっこうそれっぽく見えるが、実は相当修正が必要である。
↑マスキングによる段差、マスキングを剥がす時に付けちゃった傷、マスキングそのものの失敗等々。
せっかくなので、塗装途中の「変なウルトラマン フォトアルバム」。
失敗した塗装を剥がしつつあるところ。う〜ん、これはこれで経年変化っぽい…「ウルトラマン大博覧会〜ROPPONGI天空大作戦〜」に“当時のプロップ”として展示されてもおかしくないような(^^; 今度こっそり置いてこようか(ウソです、ウソ!)。
赤を塗装した上にマスキングテープを貼ったところ。泣いた赤鬼。顔のシルバーもテカり過ぎ。
銀部分は、普通のシルバーを吹いた上から、クリアイエローとスモークグレーを混ぜたものを薄く吹いて、最初の写真の状態となった。
で、これから修正と仕上げ。
…なのだが、多めに作ったはずの“ウルトラマンレッド”も使い切ってしまったし、“ウルトラマンシルバー”も上記のような方法で塗装したので、再現が難しい。さらにそれを筆で修正するしか無さそう…。
台座の黒い部分も夏に開けた缶スプレーを使ったらドロドロになっていて大失敗。
ブログタイトルから大幅にテーマを外したこの製作記事も、Vol.1をアップしてから1カ月と10日。実際には記事をアップするより少し前から製作を始めているので、このぶんだと2カ月くらいかかりそうである。
しかし、『フィギュア王』No.118(ワールドフォトプレス)で、ビリケン商会の原型師・ハマハヤオ氏は通常「一体造るのに3カ月もかかる」とおっしゃっている。ド素人の私が2カ月かかってもいいじゃないか、と開き直るしかない。(つづく)
すごくカッコいいです。
普通、作った人は粗を隠したがるものですが、わざわざアップにして暴露するとは謙虚ですね。
横から見るとやっぱりシュールですね。
完成して電飾を点灯した姿が楽しみです。
by 北島とめ吉 (2007-12-26 00:59)
>北島様
隠すも何も、粗しか無いですから…。
それと、失敗を暴露すれば誰かがリカバーの方法を教えてくれるのではないかという狙いがあったりして…おーるい君とか北島さんとか北島さんとか北島さんとか北島さんとか。
電飾は私も楽しみなので、仕上げが終わってからの『完成記念点灯式』まで我慢してます。
by studio7 (2007-12-26 01:56)
すごい、すごい!!
最初の写真を見て感動しました。努力のたまものですね。
色味が難しいのが、よく解ります。
完成記念点灯式が楽しみ~。
by ケイパパ (2007-12-26 12:59)
初スクラッチでこれはやはり凄いと思いますね~
ファンクラブで披露したらウケるでしょうね。
レタッチはブラシの細吹きで軽くシャッとやったほうが綺麗だと思います。
銀の筆レタッチは意外と目立ちますからね。
段差が気になるなら、2000番くらいの軽い水研ぎで。
(実は業務用で各種番手の糊付きフィルムのサンドペーパーがあって、レタッチするには最適なんですが、普通の店じゃ売ってないんですよね~)
by おーるい (2007-12-26 18:34)
うん、ディテールはどうあれ、一からこれを製作したことに拍手であります。
自分だったら途中で投げていたかも知れません・・・
なんでも、塗装の場合は下地づくりですべてが決まりますからね。
あまりに気になる個所が多い場合は、一から塗り直す方が速かったりするかも
とにかくあと少しですから、頑張ってください。
年内に完成??
by マック&シュンカナ (2007-12-26 21:56)
>ケイパパ様
努力、というより悪あがきという感じです。技術やセンスの面で苦労が多いことは確かですが、やっぱりこういう作業は楽しいです。
もし自分で考案したオリジナルキャラなんかだったらここまでやらないでしょう。ウルトラマンなればこそ、です。
>おーるい様
ありがたや! 幸いにしてシルバーの上に吹いたクリアイエロー&スモークグレーはあまりにも薄いもんで、実際には少し濃淡が出てます。まあ、ちょこっと普通のシルバーを吹いても目立たない…かも…。
原型が粘土だったもんで、すっかり水研ぎという概念を忘れてました(^^;
>マック&シュンカナ様
…というわけで、後輩にして造型の師匠からのアドバイスに従ってまた悪あがきをしてみます。それでもダメだったら…おっしゃるとおり初めから塗り直しですね〜。そうなると年越しです。これを作り始めてから時間の進み方がやたらと早く感じます。
by studio7 (2007-12-27 01:18)
そういやマスキングの段差は全体にクリアー上塗りすると、割と目立たなくなりますね。
艶消し具合はフラットベースで微調整したほうが、ジャスト品使うよりいいと思います。
>半艶で艶有方向なら攪拌スプーン等で一滴、二滴な感じの調整です。
>逆に艶消し方向ならクリアと艶消しクリアで調合してからのほうが早いでしょう。
ウルトラマンって艶は微妙な感じですよね。
by おーるい (2007-12-27 09:04)
>おーるい様
多分、シルバーを厚く吹き過ぎたんだと思います。もしこれが身長40mだったら、何センチ段差があるんだよ、ってくらいになっちまいました。
そういや、シルバーって、ダイレクトにペーパーがけするのも御法度でしたっけ?…もう既に「しまった!」と思っている状況ですがw
光沢の加減は、これまた自分の好みでやるしかないですね。撮影用のスーツも修復と再塗装をしょっちゅうやっていたはずですから、もしかすると“これ”という決め手は無いのかもしれません。飛び人形はけっこうテカテカしてたし。
“スーツの再現”とか“プロップの再現”みたいな目標を立てなかったのは正解でした。おしなべて自分イメージということで押し通します。
by studio7 (2007-12-27 21:59)
以外に腕が短いのですねぇ。
そうしないとピントが合わないか・・・
現時点のコメントは差し控えた方がイイかな。
by オビコ (2007-12-27 23:28)
>オビコ様
腕はおっしゃるとおり、自分でも意外なくらい短いです。片目でパースを見ながら作っていたら、この長さに落ち着きました。造型中、腕の長さや角度は数回修正しております。
ここまで来たら、修正不能…というより、もはや後戻りしたくない部分もありますし、このフィギュアの第二弾・第三弾…は作らないであろうとは思うのですが、現状で可能なことは出来る限りやりたいので、ご意見をお聞かせいただけると嬉しいです。
…も、もしや、貴兄は“本物”をご覧になったことがあるのでは?(オビコさんなら、そういうことがあっても不思議はありませんから…)
今回の製作に反映不可なことでも、ご存知のことがあったら是非色々教えてくださいますようm(__)m
by studio7 (2007-12-28 01:58)