ウルトラ作戦第2号 Vol.9 [ウルトラ]
困難を極めてなかなか完成しない“ウルトラマン変身シーンパースフィギュア”であるが、さらに完成が遠のくことをやってしまった。
今回買ったのは、またしても3VのLEDと電池ボックス。面白く無いので写真は割愛します。
ボディのだいたいの形が出来たので、ちょいとばかり完成の様子を確認したくて鉛筆でウルトラマンの模様を描き入れてみた。
う〜ん、流石は成田デザイン! いざこうやって立体に模様を入れてみると、上腕二頭筋だとか三角筋だとか僧帽筋だとかの筋肉や、骨格をなぞるように…言い換えると“マッチョな体型でなくても力強く見える”という絶妙なラインなのだ。
それは良いとして、“何か”が物足りない。
…そう、カラータイマーである。
前々回の記事で、私は「成田デザインにも実際のプロップにも付いていない」ことを理由にカラータイマーを付けないと書いた。
すみません、前言撤回します。やはり、カラータイマーが無いとどうも…やっぱり…ねえ…。
カラータイマーは、ウルトラマン・ウルトラセブンの世界観を作った金城哲夫氏の発案らしい。成田氏の意向に反するものであるが、金城氏も私は“ウルトラの父”として崇めている人物なので良しとしよう。
さて、目を光らそうというのにカラータイマーが光らないというのは画竜点睛を欠くというものである。
…な、なにをぉ〜〜〜〜っ?! 配線はどうするんだよ…。またせっかく作った胴体を切り開いて配線スペースを作る気か? しかも目の配線だけで直径5mmのプラパイプはギチギチ。もう一本パイプを出す気なのか?
だがしかし、「カラータイマーを付けよう」と思った次の瞬間には胸のしかるべき位置に電飾を仕込むための穴を開けはじめていた私であった。おいおい。
とりあえずは青のLEDを入れて光らせてみた。
おお! やっぱりカラータイマーですよ。
ただ、LEDむき出しはいただけないので“カラータイマーのパーツ”を作らねばならない。…目も作り直そうという状態なのに、いったい私はどこへ行くのか?
(つづく)
凄い才能ですね。趣味の領域とは思えません。
これって、一点ものなんですよね。金型とって量産とかはしないんですよね。
カラータイマーの存在って、こうみるとつくづくウルトラマンの象徴である事が解りますね。
以前も言った様にセブンXのウルトラアイを作ってましたが、断念しました。どうやらDVDの初回特典で付くらしいです。金型も一緒ということで欲しい~。
by ケイパパ (2007-12-04 23:38)
>ケイパパ様
本当にカラータイマーのイメージって強かったんですよね。改めて思い知りました(^^;
量産云々は別にして、目やカラータイマーに電飾を仕込むためには原型から別素材で複製すべきだったかなあと思っています。なにしろ標題どおり“第2号”で第1号からは20年以上経ってますし、全身のフィギュアなんて作ったことが無いので、試行錯誤しながらの作業です。
ウルトラアイ、作ってくださいよ〜! バキュームフォームならDVDより安く出来ると思います…多分。自分で作ってみると(今回のカラータイマーのように)キャラクターの新しい魅力も発見できますよ。
TFCのBBSメンバーに関する限り、マック&シュンカナさんが“二次元創作宣言”をなさってますから、三次元創作は狙い目です!…って、何を狙ってるんだか。
by studio7 (2007-12-05 00:18)