万能バッグ [時計/小物/ブランド]
“万能”シリーズ第二弾。
「 Motorimoda/モトーリモーダ」で買った「Vibram/ヴィブラム」のメッセンジャーバッグについては10/25日付で書いたように、“これはこれで良いが、改善してもらえるとなお良い”という位置づけである。
が、実は去年、ほとんど文句が付けられないバッグを買っていたことに気づいた。
あまりにも日常的に使い過ぎていて、逆に忘れていた感がある。と、それくらい使いやすい。
「L.E.D. BITES/カナ表記不明(エル・イー・ディー バイツ?)」のCROSS&CROSSシリーズ、“B-112”という斜めがけモデル。
このL.E.D. BITESのバッグのどのへんが万能かと言うと、オン・オフ・ライディングに対応しているのだ。まあ、“オン”は微妙だが。
L.E.D. BITESは、(株)ガーデンズが2000年から展開しているラインナップ。えー、同社のサイトにあるコンセプトは、私のごときオヤジには非常にわかりづらい表現なのだが、勝手な解釈を許してもらえれば、1.オトナ向きである 2.オン・オフに対応 3.シンプルにして素材・仕立てのクォリティにこだわる 4.シルエットの美しさを追求…ということだと思われる。
また、CROSS&CROSSというシリーズは、“欧米的ではない「和」を感じさせる、日本発の世界に誇るナイロン鞄。折り紙から発想された革のクロスが特徴。”という売りである。
で、実際に約1年間使ってみてどうか。
まずシンプルながら、きちんとデザインポリシーを貫いていて、コンセプト通りである。斜めがけだが、今どきの若者達に多く見られるそれとは全く異なるアプローチ。多機能過ぎないポケットや内部の仕分けも必要十分。体に密着する構造なので、バイクに乗っていても全く邪魔にならない(高速もOKだった)。絶妙な位置に着けられた携帯電話用のポケットも極めて便利である。ダブルジップなので、使い勝手の良いところにジッパーの位置を調整できる。
そして、1年間仕様しても傷などとは無縁。ヘタレも無い。
容量は決して多くないが、一眼レフのカメラとA4の書類とバイク用のレインウエアをぶち込むには十分である…幅が広くないぶん、上からレインウエアを羽織っても身動きがとれなくなるようなこともない。ガバッと全開になるのも便利だし、私は使わないが、パソコンを入れて持ち歩くためのインナーバッグも付属。
そしてバイクを降りてもちょいと洒落たバッグになる。センツァクラバッタ(ノーネクタイ)のジャケットスタイルなら、ギリギリで“オン”での仕様にも違和感は無かろうと思う。
いや、凄い凄い。
これを購入したのは、お馴染みのISETAN MEN'S B!Fのバッグコーナー。伊勢丹スタッフによれば、デザイナーもバイク乗りで「自分が使いたいバッグ」を作ったとこのとである。
結論から言うと、少なくとも私のような「街乗りオヤジライダー」「少しばかり若ぶったオヤジ」「フツーのオトナ」には自信を持ってお薦めできる。もっとも、値段はお手頃というにはちと高いのだが…(定価27,300円(税込))。まだ現行商品のようなので、興味あるかたは是非。
さて、他にも“万能バッグ”を2つ持っている。
“万能”と言いつつ複数のバッグを持っているという矛盾へのツッコミは受け付けません(^^;
※メンズファッション/バイク用品に関連するブログが下のリンク先で捜せます。
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